【書籍紹介】外資系金融のExcel作成術 written by 慎 泰俊
お久しぶりです。
りんたろーです。
もう長いこと記事を書いてませんでしたが、
ふといろいろ書いておきたいな、アウトプットしておきたいな、
と思うようなことが増えてきたので、
ここにきて再開しようと思います。
(そんなに高い頻度で書けるとは思っていませんが…)
久しぶりの今回は、初めての「書籍紹介」。
やはり本は読んだだけでは完璧に身につかないと考えています。
自分の仕事とシンクロさせるのが一番ですが、
それだけでなくて、もう少し広くまとめて、自分の頭を整理できる場があってもいいかなと思ったわけです。
それでは、初めての「書籍紹介」はこちらにします。
外資系金融のExcel作成術: 表の見せ方&財務モデルの組み方
- 作者: 慎泰俊
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/04/04
- メディア: 単行本
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こちらには基本的なExcelの扱い方はもちろん、なんと財務モデルの作り方まで書いてあります。
タイトルだけを見ると、どうも巷でよく見かける関数がどうだとかフォーマットがどうだとかで終始する使い勝手の悪いものかなと思っていたのですが、
財務モデルの作り方が載っているというので見てみると、
なんとありました。これはちょっとタイトルのつけ方がもったいないですね。
さて、一通り読んでみての感想ですが、
これは新入社員は絶対に読んだほうがいいです。
特にExcelを使うような仕事をやっている方、絶対に読んだほうがいいです。
おそらく実際に仕事をし始めてから上司や先輩にOJTで習うようなことがほとんどですが、
ここに書いてあるようなことを理解し、最初から意識しているだけで、
かなり同期と差はつけられると思います。
メインディッシュの財務モデルの作り方を説明するパートについてですが、
ここに関してはやはり少しばかり不足感はありましたが、
まぁでもこんなもんだろうという感じでした。
だいたいの簿記や会計、財務の本に載っているのは超基本的なことであり、
ぶっちゃけ実務では全然使えないレベルのものばっかりです。
そういった意味でやはり今回の財務モデルの作り方に関しても、実務で使えるレベルかと言われると厳しいですが、
それでも実際に手を動かして、基本的な考え方を身に付けさせてくれるので、
十分自分で応用させることができる内容となっていると思います。
すでに実務でExcelを使っている方にとってはかなり退屈な内容になるかと思いますが、
新卒1年目ぐらいにとってはかなりありがたい導入本になるかと思います。
ぜひぜひ読んでみてください。
▼こちらが目次です▼
第1部 基礎編
第1章 見やすいExcelの表を作る
第2章 Excelの作業スピードを3倍にする
第2部 モデル編
第3章 初級者のためのモデル作成入門
第4章 本格的に財務モデルを組む
第5章 財務モデルを使った分析
第6章 モデル上級者になるためのヒント
▼いくつか他の人の感想も載せておきましょう▼
@passionate811 目的とレベルを考慮せず自分が過去使えると思った本は、「外資系金融のExcel作成術」、「ExcelVBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本」、「道具としてのファイナンス」の3冊ぐらいです。
— satoshi e (@satoshi_e) 2016年8月7日
おろそかにしがちがプロセス。見直したり、再び使う時にこの用の整理されている効率が上がります。合わせて、「外資系金融のExcel作成術」も一読されることをおススメします/外資系コンサル「入社1年目のエクセル研修」に潜入! https://t.co/FUG57XZr7D
— Akihisa Ishikawa (@a_ishikawa) 2016年4月12日
りんたろー