2016年を振り返って
こんばんは
りんたろーです。
いよいよ2016年が終わろうとしていますね。
今回はちょっとばかり自分のために書いてみようかと思います。
【2016年を振り返って】
いくつかの切り口から2016年を振り返っていこうと思います。
まずは仕事。
▼仕事
今年自分は新入社員として企業再生の世界に飛び込みました。
これでも学生時代に人より多くの経験をしてきたと思っていたので、仕事の進め方や姿勢に対しては少なからず自信はありました。
しかし、人生そんなにうまくいきません。
指導のないまま突き進まされていく、そんな感覚でした。
所謂アウトプットイメージを全く得られない中で仕事を振られ、自分なりに考えた成果物を「うーん、こうじゃないんだよね」と言って修正される。
その時にはすでに時間はあまり無く、結局上司が自分でやった方が早いという感じになり、自分はさらに低いレベルの仕事をすることになる。
そしてそういったことが繰り返し起き、最終的には自分はもう何も期待されていないんじゃないかと自信をどんどん失っていく。
まさに、「右も左もわからない」状態で放置されていました。
新潟のタクシー会社の再生(銀行に対してのリスケはすでに完了しており、収益改善フェーズ)。
自分の中の「分からない」に日々悩まされました。
Excelが汚いのは何となくわかるけど、じゃあ何が正解なのかは誰も教えてくれない。
「こうしたほうがいいよ」ということは誰も言ってくれない。
結局結果もいいものが出せない。少なくとも自分の中で「これを考えておけばいいでしょ」と思っていたものは全然浅いものであったケースが大半。
自信を失う。かといって、正攻法は「分からない」まま。。。
埼玉の薬局会社の事業DD&再生計画策定。
いよいよ再生っぽい仕事。楽しみでいっぱいでした。
しかしやはりここでも「分からない」は付きまといました。
「ACCESS使ってデータ取り込んで」「仕訳帳から元帳作って」「キャッシュフロー作って」「固変分解して」「売上とコストをできるだけ分解して」
自分の中で「分からない」が連発しました。「ACCESSってどう使えばいいの?」「仕訳帳から元帳??元帳ってなんだっけ?」「キャッシュフローの数字が合いません…」「固変分解やってみたけどこういうこと?」「売上とコストを分解ってこういうこと?」
そしてやはり結果は麗しくありません。結局全部上司がやってしまいます。やっぱり自信を無くしました。自分が居てプラスになることなんか無い。余計な時間を生み出す厄介者だ、と。
再生計画策定。上司もなるべく自分にやらせてくれようとしていたと思うけど、やはりExcelの構成は汚いまま。
その場その場の対応がどんどんExcelを汚くしていきます。
結果上司が後から修正・調整しようにも、どこを弄っていいのか分からない状態。そしてExcelの構成の理解と、とても扱いにくいExcelでの修正作業を上司にやらせることになってしまう。
ますます自信を失います。
印刷会社の事業DD。
初めて大多数が関わる案件にアサイン。いつもとは違う上司のもとでの業務。
時間の無い中での慣れないデータ加工や議事録作成、スライド作り。
難しくないはず。学生の時からやっていたから。
しかし、自分のこれまでのレベルが圧倒的に低かったのか、全く話にならない使い物にならないという目で見られ、
挙句の果てには要領を掴んでき始めていた同期に助けてもらう始末。
心と身体はズタボロになりました。
そして現在やっている介護事業の財務DD案件と、小売卸のクレーム処理フロー改善案件。
やはり待っていたのは「わからない」でした。
ただ財務DDなので、基本的なところはやることがイメージしやすく、
クレーム処理フロー改善の方も、比較的アウトプットイメージを提供してくれる上司だったのでなんとかやれています。
あとは生産効率だけ。絶対に人より時間がかかっていて、結局上司にやってもらってしまっているので、そこを改善したい。。。
そして顧客と対等に話せるだけの自信。これを手に入れたい。
ここまで振り返って、改めて新卒1年目でぶつかった課題を3つにまとめてみました。
①よくわからない目的意識と、不明瞭なアウトプットイメージ
②Excelやビジネスマナーの一般常識の不足
③生産性の圧倒的低さ
①よくわからない目的意識と、不明瞭なアウトプットイメージ
これは上の話の中でずっと出てきていた「分からない」に繋がるものだと思います。
だいたい今の組織ではノウハウの蓄積や、アウトプットイメージの足並みが全く揃えられていない印象を受けます。
マッキンゼーでは所謂「THE MCKINSEY WAY」が存在していると思うし、
投資銀行業界では足並みを揃えるためにExcelでの「べき論」がしっかり共有されています。
例えば提案書を作るときにはこの箱を埋めれば基本的には大丈夫、例えば事業DDの報告書はこの箱を埋めれば基本的には大丈夫。そういったものがあってもいいのではないでしょうか。
組織としてアウトプットイメージを揃えることは、顧客から見た時には安心感に繋がりますし、自分たちにとっても余分なコミュニケーションが発生しなくなり生産効率も格段と上がるはずです。
そうではなくても、仕事を振る人はその際にしっかり自分の中でアウトプットイメージを持っておくべきです。そして目的とともに明確に相手に伝えることが必要です。
もちろん仕事を振られる側としても、そういったことをしっかり聞き出そうとする努力は必要なので、そのための工夫も今後はしていきたい。
②Excelやビジネスマナーの一般常識の不足
ここはすでに対策済み。特にExcelに関しては組織としても統一「べき論」を持てるように、簡単なマニュアルにも落としてあります。
あとは自分にその「べき論」が身につくように繰り返しあるのみです。
ただビジネスマナーに関してはまだまだな気がします。こちらも各々勝手なスタイルはあると思うので、早く自分の理想となるようなビジネスマンにお会いして、模範を見つけたいと思います。
③生産性の圧倒的低さ
これは現在の究極的課題です。はっきり言って上司の考えるアウトプットイメージが分かっていなくても、自分の考えるアウトプットイメージをいち早く仕上げ、何回もフィードバックと修正を繰り返すことで、その弱点は埋め合わせることができると考えています。
また、最近よく感じるようになったことは「時間がない」です。自分としては無駄な時間を過ごしているつもりはなく、一個一個確実に仕上げられているつもりが、結局最後時間がなく、肝心な仕事ができない。例えばメールを返すなど今できることは今やっちゃうを続けていると、いつの間にか時間がなくなっていて、もう少し大事な仕事が回っていなかったというケースです。
思うにこれは仕事の優先順位がしっかりつけられていないからこそ起こるのだと思います。
単純に作業自体の生産性を上げることはもちろんですが、それ以上に仕事の優先順位を毎回考えて、優先順位が低いことはやらないか、他の人に振ることが今後は必要だと考えます。
今年の新卒1年目としての半年ちょいはなかなか落ち込むことが多かったです。
しかし、自分はこんなところで終わる男ではありません!課題も整理できたので、2017年はこれらを少なくとも解決し、ビジネスマンとして自立できる状態にしていきたいです。
お次の切り口は恋愛。
▼恋愛
恋愛に関しては2016年は全然無気力な年でした。仕事のプライオリティが高すぎて、全然恋愛活動を増やすことにモチベーションを見出せませんでした。
恋愛=試行回数×ヒットレシオ
試行回数を増やすこともなく、ヒットレシオを高める努力もしない。
挙句の果てには実家暮らしでお金をため込み、同時にそれを言い訳にアポったとしても何もアクションを起こさない。
男として終わってますね。
2017年はこのどん底状態から抜け出して、また仕事にも繋がると信じて恋愛活動にもう少し励みたいと思います。
そしてできれば独り暮らしを・・・。
最後は遊びの切り口で。
▼遊び
ゴルフにハマっています。4月までの目標で100を切るという目標を立てていますが、
つい先日106まで近づくことができました。
また、ピアノに合気道と極めたいことはたくさんあります。
まぁまたそれは2017年の目標設定のほうで書かせていただきます。
(すみません、仕事について書きすぎて疲れました)
それでは、もう実はすでに2017年になっちゃっていますけども!
2016年今年もありがとうございました!また2017年もよろしくお願いします!!